今日のお手紙

     

一年の終わりにみなさまへ。

2016年12月31日のお手紙

いつもとは違った一年。ひとことで言えば2016年はそんな年でした。

振り返れば2013年に2nd STORYをオープンし、2014年にはtroi、2015年には本とコーヒーと、3年連続でお店をオープンして来ましたが、今年は、あえて新しい店作りを封印し……いや、封印したなんて格好いいものではありません。正直言えば、新しい店を作る余裕など全くありませんでした。

この数年、手紙社を支えてきれくれた中心人物が一通り卒業した2016年、今だから言えば、「なんとか立て直さなければいけないな」と、自分の中で大きな不安がありました。若いスタッフたちに手紙社のスピリットを伝えなければと躍起になった一年でしたが、簡単ではありませんでした。100点満点で言えば40点。自分の未熟さを嫌悪した年でもあります。

しかし一つだけ言えるのは、今年も前のめりに進んできたということ。「良いものを作れば、人はやって来てくれるのだ」とただ信じ、スタッフみんなで、前向きに進んできた。これだけは胸を張って言えると思うのです。

以前から手紙社を知る人に、今年、よく言われたセリフがあります。
「知っている人がいなくなっちゃったなぁ」
手紙社を率いる者としては、なかなか微妙な感情を呼び起こす言葉ですが、知命目前にしてだいぶ図々しくなっているので、「新しいスタッフがいてこそ、新しい手紙社を作れるのだ」というエールと受け取り、新しい年は、また一味違った手紙社をみなさまにお見せすることを、年の瀬に誓います。

2017年の手紙社は、すごいです。来年も前向きにしか生きられない手紙社のメンバーをどうぞよろしくお願いいたします。

みなさまに良き新年が訪れることを祈りつつ、2016年締めのご挨拶とさせていただきます。今年一年、手紙社に関わってくれた全ての方々に、感謝を申し上げながら。

平成28年12月31日
手紙社
北島 勲

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