tegamisha


花市をはじめ、さまざまなイベントに参加しては、
みるみるうちに売り切れてしまう、
人気のパンを焼くユニット、cimai。
彼女たちが、いよいよ6月にお店を開くという噂を聞きつけました。
資金集め、借りた古い物件の良いところと問題点、
内装・外装工事や器具探しなど、
cimaiのふたりがパン屋を開くまでの奮闘記をリアルタイムで綴ります。

|第4回|事業計画書!?|

物件が決まり、いよいよ具体的な開店準備がはじまりました。

この頃、私はあるおじさんと出会いました。その方は、製菓、製パンを取りそろえ、業務用オーブンの製造、販売、修理までを行っている会社の社長です。姉が働いていたルヴァンでも、彼の会社の溶岩石窯やオーブンを使用していて、ルヴァンの社長とはニックネームで呼び合うほどの仲良しでした。そのため、姉は以前から彼のことを知っていました。

ハキハキした元気なおじさんで、「何かあったら相談に来なさい」と、以前から姉に声をかけてくれていました。店の準備を始めようというとき、私たちはまず彼に会いに行ってみることにしました。

おじさんは、私たちがどんなパンを焼き、どんなパン屋にしたいのか、資金はどれくらいあるのかと具体的にいろいろと質問を投げかけてきました。そのうち、私たちがまだ店のビジョンをはっきり持っていなことに気づいたのでしょう。あるものを見せてくれました。

それは、某パン屋さんの事業計画書でした。店舗の内装イメージやパンのアイテムなど、あらゆることが細かく表にしてあり、販売や接客マニュアルまでもそこには明記されていました。それを私たちに見せながら、おじさんは言うのです。

「次回会う時までに、これと同じものをパソコンで作ってきなさい。まねでもいいから、とにかくやってみること。そうすると、自分たちがどうしたいのかがハッキリ見えてくるから。それに、今後人を雇うことになったとき、こういう文章があると『しっかりしたパン屋さん』という印象を持ってもらえるし、こちらの考え方を伝えることができるからね」

その日、私たちは、事業計画書を1週間以内に仕上げること(cimaiが作った事業計画書はこちらをご覧ください)、それとともにお金の工面をするように、と言い渡されました。パン屋を開くには、予想以上に初期費用がかかります。そろえるべき大きな機材がたくさんあるし、ガスや電気、運営費用もかなりかかるのです。一般的に、それらをすべて含めて、最初に1000万円は必要と言われています。でも、私たちはそこまでは無理、ということで、最低でも700万円は必要だというのです。

パン屋をやるための貯金などほとんどなかった私たち二人…。お金、これは大きな課題でした。

次回は、開設資金の借り方についてのお話。


cimaiさんからのお知らせ

[cimaiのお店がオープンしました!]

cimai
埼玉県幸手市大字幸手2058-12
TEL:0480-44-2576
東武鉄道日光線幸手駅下車徒歩20分
営業日/火曜日〜金曜日
営業時間/12:00〜18:00
*営業日、営業時間は変更する場合があります。
お問い合わせの上、お越しください。

[パンの販売を行っています]

cafe la famille
茨城県結城市結城911-4
TEL:0296-21-3559
*毎週土曜日に販売


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