tegamisha


花市をはじめ、さまざまなイベントに参加しては、
みるみるうちに売り切れてしまう、
人気のパンを焼くユニット、cimai。
彼女たちが、いよいよ6月にお店を開くという噂を聞きつけました。
資金集め、借りた古い物件の良いところと問題点、
内装・外装工事や器具探しなど、
cimaiのふたりがパン屋を開くまでの奮闘記をリアルタイムで綴ります。

|第10回|内装とレイアウトを考える その1|

外壁塗りはゴールデンウイーク前から始まりました。同時に内装もどんどん進めるつもりでしたが、設計事務所の方と内装の打ち合わせができたのは、連休明けの5月11日でした。

打ち合わせは物件で行いました。自分で描いた内装のイメージ画と、気に入った写真が掲載されている雑誌などを持って行き、設計事務所の担当者・野村さんに予算とイメージを伝えました。野村さんはメジャーでさまざまな場所の寸法を測り、近日中に見積りを出してくれるということで、その日は別れました。

3日後、見積りが出たとの連絡が入り金額を聞いてみたところ、こちらが提示した予算よりも、なんと、90万円もオーバーしていたのです! もっとも計算外だったのが入り口の扉で、「店の入り口はアンティークの重厚な木の扉と鉄の扉3枚で、お客さまの普段の出入りは木の扉で、全面開放したいときに鉄の扉部分が壁にすべて入るようにしたい」と希望していました。しかし、見積りの段階では鉄の扉部分だけで90万円もしたのです。私が希望していたのは、工場などでよく使われているような鉄扉や鉄窓だったので、きっと安く手に入るだろうと思っていたら、今は需用が少ないらしく、オーダーメイドになるから高くなってしまうというのです。

急遽、再度打ち合わせ。鉄の扉のイメージで固まってしまっていた私はどうしたらよいのかわからなくなってしまい、野村さんに思いつくままにどんどん提案してしまい、少し困らせてしまいました。いろいろ聞いてみると、建具を一から作るとなると高くなるし、やはり新しいものを古く見せるのは微妙な加減でわざとらしくなるということがわかりました。ですので、入り口以外の、窓や厨房と店内の仕切りドアもすべてアンティークで探すことにしました。もちろん、アンティークだからといいって良いものに出会えるかわからないし、出会えたとしても、予算内で収まるかなどの不安はありましたし、探すにあたっては時間も必要でした。

そんなときに友人が「ネットオークションで建具を見つけた」と言っていたことを思い出しました。さっそく私はネットでアンティークの建具を探してみました。

すると、一般のアンティークショップで売っている価格よりも半分以下で出回っていいるのがわかり、びっくりしました。検索していくうちに私たちがイメージしていた、重厚な素敵な扉を発見しました。その扉をかなり気に入ってしまい、考えていた予算をはるかに超えてしまってはいましたが、鉄の扉をあきらめたこともあり、入り口の扉だけは存在のあるものにしたいと、思い切ってその扉を購入することに決めました。

その後、窓、仕切りドアもオークションで格安で購入しました。でも、ふと考えると、実物を見ないで高額なものを買ってしまってよかったのかと思いました。しかし、実際に届いた扉はイメージ通りの重厚なもので、大満足。これからもネットオークションは活用しそうです。

次は、内装工事のときに起きた、ある事件のお話。


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*毎週土曜日に販売


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