EVENT INTRODUCTION

イベント紹介

9月4日(水)〜16日(月)

fuji-gallery陶展 at 手紙舎 2nd STORY

時の流れを感じさせる、ノスタルジックな陶の世界

 

9月4日(水)〜9月16日(月)の期間、手紙舎 2nd STORYにて陶器作家・fuji-galleryさんの個展を開催いたします。手紙社での個展は初となる今回、ブローチ博でも毎回人気の、さまざまなモチーフのブローチや耳飾りをはじめ、お皿やカップなど、何気ない暮らしのひとときがほのかに彩られるような作品の数々もご紹介します。
 
グラフィックデザインやオブジェなどのアート作品の制作を経て、「手にとって、日常で使えるものを作りたい」との思いでアクセサリーや器の制作をメインとした陶器作家としての活動に至ったというfuji-galleryさん。ブローチのモチーフは、植物や動物など身の回りの素敵だなと思うものを形にしているのだそう。細かな造形にとろりとした釉薬の強弱でひとつひとつ独特な表情がついた作品たちは、どこか輪郭がおぼろげで、まるでまどろみの中で聞くおとぎ話のように、神秘的な雰囲気を持ち合わせます。そして、会場でぜひお楽しみいただきたいのが、なめらかなその質感。手に取ると心地よく、ずっと昔から時間を共にしてきたかのような馴染み方に、思わずうっとりとしてしまいます。シャツや帽子のさりげないワンポイントに、お気に入りを見つけてくださいね。
 
そして、手紙社では初登場となるのが、器やマグカップの品々。写真に写っている丸皿は、平たくした粘土にはんこを押すように模様を付けてからお皿の形へ成形しています。花畑を切り取ったような愛らしさがありつつ、落ち着いた佇まいで料理に寄り添います。ケーキなどを真ん中にちょこんと乗せるのもおすすめですよ。お気に入りの器を使い味わう時間は、いつもの日常にほんのり幸せなひとときを生み出すはずです。今後こちらのページでより詳しく作品のご紹介をさせていただきます。手作りならではの1点1点の絶妙な違いは、ぜひ会場でお手にとってご覧ください。
 
また、会期中、カフェではfuji-galleryさんの器を使った限定メニューもご用意いたしますので、こちらもどうぞお楽しみに!

【fuji-gallery陶展 at 手紙舎 2nd STORY】
期間:2019年9月4日(水)-9月16日(月)
作家在廊日:9月4日(水)12:00〜14:00
会場:手紙舎 2nd STORY(東京都調布市菊野台1-17-5 2F)
Tel:042-426-4383
open: 12:00 – 23:00(L.O.22:00)
close: 月曜、火曜
※9月16日(月・祝)は営業いたします
 
▷fuji-gallery
千葉県在住の陶器作家。
日本デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒。
卒業後は木や布、絵具での絵画やアート作品を制作し、百貨店アートショップにて販売。
2005年より陶器作家としての活動をスタート。
instagram:@fuji.gallery


 

【fuji-gallery陶展 作品のご紹介】

 
9月4日(水)から手紙舎2nd STORYで開催するfuji-gallery陶展。当日ご用意いただく作品の一部を、fuji-galleryさんのお話も交えながら、ひと足先にご紹介いたします。
 
▶︎ブローチ・耳飾り
ブローチ博でもおなじみの、fuji-galleryさんのブローチと耳飾り。作品が届くたびにワクワクしてやまないのは、そのモチーフの豊富さもひとつの理由のように思います。fuji-galleryさん曰く、昔から制作しているものを含めると、ブローチはなんと約100種類、耳飾りは20種類ほどになるのだそう。そして色違いはもちろん、釉薬のゆらぎや払い具合により個体差があるため、もはや全てが1点もの。足を運ぶたびに新しい出会いがあったり、少しずつ集めたくなってしまうのも頷けます。そしてどれもがfuji-galleryという世界観に、ひっそりと奥ゆかしく馴染んでいて、その出会いには「自分だけが見つけた宝物」のようなときめきを感じてしまうのです。今回の個展では、ブローチ約40種類、耳飾りは約7種類、あわせて100点ほどご用意いただく予定です。どんな一品と出会えるか、どうぞお楽しみに。
 
アコーディオンのブローチ
 
お花のブローチ
 
ブローチいろいろ
 
耳飾りいろいろ
 
さまざまな鳥のモチーフ。「鳥のモチーフは活動をはじめたばかりの頃から制作しているので、思い出もあり、思い入れもあります」と、fuji-galleryさんが語ってくれました。
 

▶︎マグカップ・お皿などの器
今回手紙社では初のご紹介となる器。当日はマグカップやお皿をはじめ、展示などで毎回人気のニワトリの針刺しなど、20種類ほどの作品をご用意いただく予定です。「新品で整ったものより、時間が経過して変化していったものが好きで、そういう表現ができたら」と語ってくださったfuji-galleryさんの作風はそのままに、1点1点、作り手の体温や呼吸のようなぬくもりをよりいっそう強く感じる作品の数々。また、「ちいさな頃からものづくりが好きで、裁縫からDIYに至るまで色々なものを作るうちに、陶芸の表現方法の幅広さ、自由さを知り、絶対にやろうと思い独学で陶芸を始めました」との言葉通り、作品の制作方法もアイテムによってさまざま。今回は作品の一部を、いくつか制作のお話も交えながらご紹介いたします。
 
お花模様のマグカップ。ぽってりとしたフォルムが愛おしいこちらは、ロクロで成形したあとにモチーフをひとつひとつ手で貼り付けています。モチーフがしっかりとくっつくように、焦らずゆっくり乾燥させるのがポイントなのだそう。手に馴染む一品をぜひ見つけてくださいね。
 
リースのように葉の模様が縁取られたオーバル皿。こちらはまず型を作成してから模様を描くのだそう。約19cm×27cmほどの、料理がたっぷり入るサイズです。深みのある青銅のような色合いも、料理を鮮やかに生かします。
 
お花と葉の小皿。こちらもオーバル皿と同じく型で作成しています。取り皿に使うのもぴったりで、毎日の食卓で活躍する万能な作品です。
 
お花の模様皿。こちらは平たくした粘土一面にはんこを押すように模様を付けてから、お皿の形へ成形しています。数多くの作品の中でも特に試行錯誤を重ねながら制作してきたもので、fuji-galleryさんご自身も思い入れが強いのだそう。
 
ニワトリの針刺し。食器類だけでなく、展示などで毎回人気だというこちらの作品もご用意いただきます。オブジェのように眺めているだけでも思わずうっとりとしてしまいますが、実用性を兼ね備えた愛らしい一品です。
 

今回作品や制作に関してfuji-galleryさんにお話を伺う中で、ものづくりをする上で大切にされていることをお聞きしました。「自分自身が良いと思ったものを信じて制作する事です」とお答えいただいたシンプルな言葉の通り、その作品たちは一貫して「時の流れを感じさせる世界観」につつまれながら、何かに媚びることなく粛々と息をしているからこそ、よりいっそう魅力が引き立つように思います。どうか、会場にお越しくださった皆さんひとりひとりが、ときめく一品と出会えますように。