EVENT INTRODUCTION

イベント紹介

4月2日(木)〜4月20日(月)

ATELIER. encle d’encle個展『TRANSPARENT』at 鎌倉店

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、こちらの展示は開催時期を延期させていただくこととなりました。延期日程に関しましては、今後の状況を踏まえ、改めてお知らせさせていただきます。


はじめてその三角形のレターセットを見たとき、衝撃を受けました。

レターセットの常識を覆す形。美しい模様の便箋と、それと重なり合う透き通る封筒。洗練されたパッケージ。
このレターセットで手紙を出してみたら、受け取った人はどんなに喜ぶだろうと、想像すると心が踊りました。

その作り手は、ATELIER. encle d’encle・青島美佳さん。滋賀県の琵琶湖近くのアトリエで、紙もの雑貨の企画からデザイン、制作までを行い、ご自身のオンラインショップやイベントなどで販売しています。手紙社とのお付き合いでは、雑貨店でのお取り扱いや紙博にもご出店くださり、とくに紙博ではブースの周りに2重、3重もの人だかりができるほど、多くの紙もの好きを魅了しています。

そんなATELIER. encle d’encleさんが、鎌倉店で初となる個展を開催してくださることになりました。テーマは『TRANSPARENT』。このテーマを決めるにあたり、青島さんはこのように綴っています。

「自分の紙もの作品を見返してみて、
透ける紙、薄い紙がとても多いなと思いました。
重なりあうことで生まれる陰影や色の微妙な変化に魅了されます。
薄くて軽い繊細な紙は
長い冬が終わり、春が来た時の高揚感、
ふわりと軽くなる気持ちにも重なる気がしました。
透ける紙、薄い紙を使い、
春らしい色とモチーフで
こころ踊る紙ものの世界を表現できればと考えています。」

ヨーロッパの古い雑貨店や文具店で出会ったような佇まいをもち、デザイン、色、手触り、光を受けたときの輝き、ワクワク感。そのすべてが美しく、また「必ず手仕事を加えるようにしている」ということも、商品が放つ魅力のように思います。

心躍る春。ATELIER. encle d’encleさんが作り出す、軽やかで透明感のある紙もの世界へと、みなさまを誘います。

【ATELIER. encle d’encle個展『TRANSPARENT』】
会期:4月2日(木)〜4月20日(月)
作家在廊日:4月2日(木)
場所:手紙舎 鎌倉店(神奈川県鎌倉市長谷2-5-41)
tel:0467-38-5035
open:11:00~18:00
close:tue & wed

ATELIER. encle d’encle web site ● https://encledencle.com


【追加情報】ATELIER.encle d’encle・青島美佳さんに聞きました [1]

淡く美しい色づかいと洗練されたデザイン、透ける紙の質感、パッケージング。隅々まで作家の思いが込められた紙雑貨を制作するATELIER.encle d’encleさんは、商品制作も販売も行っている私たちにとって憧れの存在です。

そんなATELIER.encle d’encle・青島美佳さんに、これまで聞いてみたかったこと、制作の裏側などについて教えていただきました。青島さんの活動のきっかけや制作への思いを、2回に分けてお届けします。

— 青島さんは、そもそもどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

グラフィックデザイナーとしてデザイン事務所で働いたり、フリーでパッケージデザインの仕事をしていました

— その後、ATELIER.encle d’encleを始めることになったきっかけを教えてください。

雑貨屋でアルバイトをしていた頃、友人とコラージュ作品の紙ものを作ってフリマなどで販売、次第にお店に卸したりイベントをしたりするようになりました。それは、10年間続けて終了したのですが、それからもやっぱり紙もの作りを続けたくて一人での活動をスタートしました。

一人になって、よりオリジナリティの強い紙ものを作りたいと思い、印刷やデザインに力を入れるようになり、今のアトリエになりました。

— なぜ、「ペーパーアイテム」で展開しようと思われたのでしょうか?

小さな頃から、とにかく「紙」が好きでした。それもマニアックな紙が好きでした。

小学生の時に、可愛い柄のバンドエイドを集めるのが流行っていましたが、私はそのバンドエイドを包んでるパラフィン紙が好きで集めていたりしました。あとはラムネを包んでいるセロハンや、クラッカーから出てくるクルクルと巻かれた薄紙も好きでした(笑)。

ですので「なぜ」と考えるまでもなく、もの作りをするなら素材は紙でした。

— 青島さんにとって、ペーパーアイテムの魅力、楽しさを教えてください。

色んなものに形を変えられて、色んなものを包めるところです。

封筒と便箋になって言葉を運んだり、食品のパッケージになったり、花を包んだり..。可能性が無限なところです。

次回、ATELIER.encle d’encle・青島美佳さんに聞きましたの第2弾では、制作への思いを中心にお届けします。

 


【追加情報】ATELIER.encle d’encle・青島美佳さんに聞きました [2]

青島さんへの質問2回目は、制作への思いを中心にお届けします。

— モチーフやデザインは、どのようなものからヒントを受け、どのように発想して生まれているのでしょうか?

家が緑に囲まれた場所にあるので、散歩してる時に見つけた植物などが多いです。

あとは、ハンカチやスカーフのデザインがとても好きで、そういったものから着想しています。紙袋は、海外で見つけたパッケージがヒントになることが多いです。

— 素材の質感やデザインなど、商品を開発する上で大切にしていることはがあれば教えてください。

自分が手にしてワクワクするかどうかです。

— 色選びがとても美しいと思うのですが、どんなイメージで選ばれているのですか?

これも家の周りの自然の景色からの着想が多いです。例えば春になると黄色い花がたくさん咲いているのをみて「春だなー」って思ったりしますが、そんな気持ちをそのまま色に表現できるよう心がけています。

— 「必ず手作業を加えると」いうことですが、たとえば、どの部分が手作業なのですか? 

だいたいは紙をカットするところから始めています。紙袋は印刷も手作業です。三角の封筒なども手作業で作っています。

— トライアングルレターセットには衝撃を受けました。生まれたきっかけを教えてください。

新しいレターセットを作る際に、郵便受けにどんな手紙が入っていたらワクワクするだろうと考えました。長方形の郵便物が入っている中、それ以外の形のものが入っていたら楽しいだろうなと思い、三角にたどり着きました。

あと、たぶん単純に三角形が好きなのだと思います。

— 様々な商品展開がありますが、「この商品はどんなふうに使って欲しい」など、具体的なイメージ、お客様へのご提案があれば教えてください。

実はこれはほとんどありません。好きなものを好きなように使って楽しんで頂けたら一番嬉しいです。

— 今後、作ってみたいものがあれば教えてください。

全部違う柄の紙袋100枚セットとか、封筒100枚セットとか、想像しただけで楽しくなるような「とっておきの紙もの」を作りたいです!

ATELIER.encle d’encleさんの作品で溢れる3週間。青島さんが作る瑞々しい紙の世界へ、ぜひお越しください。