太郎さんの写真箱 1箱目「笑顔の人々」

tegamisha

この連載では、寺澤太郎さんが旅先や日々の暮らしの中で撮影し、
そっとしまっておいた写真を写真箱から取り出してもらい、ご覧いただきます。

[ 寺澤太郎さんプロフィール ]

「水色のシャツの男」

なぜ撮る?
どうしようもなく惹かれる風景に出会う、いてもたってもいられず写真を撮る。
寄ってみたり、引いてみたり、角度を変えてみたり。
写真になることを想像しながら、気持ちの高ぶりが治まるまで撮ります。
撮って、撮って、そしてふと考える。
なぜそんなに惹かれたのだろう。
どこにでもある、なんでもない風景なのに。
同じような写真は今までにもたくさん撮っているはずなのに。

自分の傍らにカメラがあると、見たものをすぐ写真に置き換え、無意識に「撮るもの」と「撮らなくていいもの」を選別して生活しています。
取捨選択を繰り返しおこなっていくことによって、自分の性質を理解することができ、ある一定の基準をクリアしたものに出会うと、気持ちが高ぶり始めるのがわかります。
その一定の基準というのは人それぞれ違うものなので、いろいろな写真が生まれてくるのもそのためだと思っています。
同じような写真は、あくまで同じような写真であり、同じではありません。
何度も、何度も、繰り返し自分の気持ちの高揚感を味わいながら写真を撮るという行為そのものが、僕にとって、なによりも好きなことのように思っています。
その証拠に、撮った写真のほとんどは、プリントされることはありませんし、撮ったことすら忘れていることもよくあります。

2箱目「働く人々」



1箱目「笑顔の人々」




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