EVENT INTRODUCTION

イベント紹介

2月13日(水)~2月24日(日)

大住潤 個展『バースデイ』at 手紙舎 2nd STORY 2/13〜2/24

長い年月を生きた木々
その中にいのちを見出だす人がいた

この星のどこか最果ての地でまどろむ
動物たちの息吹がきこえる

2月13日(水)~2月24日(日)の期間、手紙舎 2nd STORYでは木彫作家・大住潤さんによる個展を開催いたします。手紙舎では初めての個展となる大住さん。手のひらで包み込める小さなものから、大きめな木彫りのクマの置物まで、八ヶ岳の麓のアトリエで制作されています。長い時間をかけて生み出されるクマの足には完成した日付を小さく刻み、「完成した時に、親心のようなものが芽生えるんです」と語る大住さん。今回の展示タイトル「バースデイ」は、そんな制作風景が由来となっています。表情豊かに生きるクマたちを、どうぞご覧ください。また、手紙舎 2nd STORYのカフェでは、会期中特別メニューをご用意いたします。こちらもぜひお楽しみに。

展示初日の販売に関するご案内は、こちらのページや手紙社のInstagramFacebookなどで後日お知らせいたします。

【作家プロフィール】
1980 長野県生まれ
2006 25歳の時、ある木彫作品に出会い、単身北海道へ渡り木彫りを始める
2015 クマを彫り始める
2016 初個展
2017 八ヶ岳の麓に居を移し、日々、木彫りのクマを製作中。
https://www.atelier-yagate.com/

【大住潤 個展 『バースデイ』】
会期:2019年2月13日(水)~2月24日(日)
営業時間:12:00~23:00(22:00 LO)
定休日:2月18日(月)・19日(火)
場所:手紙舎 2nd STORY
東京都調布市菊野台1-17-5 2F
tel:042-426-4383
作家在廊日:2月13日(水)、24日(日)

<記事一覧>
◆アトリエを訪ねて
◆展示作品紹介・展示初日のご案内
◆カフェメニューのご紹介
 


 

<アトリエを訊ねて>

2018年11月末、暖かな陽気の中にも、時折吹く冷たい風が冬の訪れを感じさせる、ある晴れた日。山梨県のご自宅兼アトリエを訪ねて、これまでのルーツや作品について伺いました。動物の彫刻を始めたのは、意外にもまだ年月が浅く、2015年からだといいます。それまでの道程はどのようなものだったのでしょうか。

現在は八ヶ岳の麓、木々に囲まれた一軒家でご家族と住まわれている大住潤さん。10年以上前に東京で出会ったある彫刻作品がきっかけで、作家を志すようになりました。その作者・藤戸幸次さんが活動をされていたのは、北海道。アイヌの木彫り職人である藤戸さんを追って、単身北海道へ渡りました。一度は弟子入りを断られたものの諦めきれずに志願の末、師匠の元でアイヌ文様彫刻を学ぶことに。

その後、東京に戻りアトリエを営みながら日々制作を続ける中、師匠との突然の別れが訪れます。心の拠り所であった師匠が亡くなり、この先どうしようかと迷っていたとき、再びある作品と出会ったそう。それが、動物をモチーフにした根付彫刻作品でした。すぐに作者の方へ連絡をとったそうです。「あまり積極的な性格ではないのですが、ここだ、と感じたときには躊躇わず動いてしまうんです」と大住さんは語ります。その方の元で、動物彫刻を始めたことが現在の作品作りにつながったのだそうです。

人との縁をたぐり寄せながら、様々なものに感銘を受け、技術を学び、現在に至る大住さん。彼が生み出すクマやアザラシたちが生きるのは、10代の頃から愛読している写真家・星野道夫さんの本からにじみ出ているものかもしれません。アラスカの雪原でまどろむ動物たちは、リアルでありながら、優しい表情が印象的です。「クマを彫り出してから、文様彫刻とは別の楽しさ……『いのち』を感じながら作ることができて、とてもやりがいがあります。」とにこやかに話されていました。

年が明け、雪が降る日もあるというアトリエで、大住さんは今日も個展に向けて制作を続けています。渾身の作品が揃う展示を、どうぞお楽しみに。


 

<展示作品紹介>


いよいよ来週から始まる、大住潤さんの個展『バースデイ』。本日は、展示に登場する作品の一部をご紹介いたします。小さな作品は手のひらに収まり、まるでお守りのよう。大きな作品は存在感があり、お部屋のオブジェとして。今回の展示では、大小さまざまな、およそ20点の作品が並びます。


こちらはフライヤーにも登場した、小さなクマの制作中の様子です。注目していただきたいのは、それぞれのクマの表情。見つめるうちに、少しずつ異なる微笑みを浮かべていることに気づきます。立ち上がってこちらを見上げる子グマたち、ぜひじっくりとご覧ください。


のんびりと微睡むシロクマは、太陽の光を浴びて気持ち良さそう。とろんとリラックスしたポーズに、思わず笑みがこぼれます。遠く北の地で、どんな夢を見ているのでしょう……。
 

<展示初日のご案内>

 
制作数に限りがあるなか、多くのお客様にお楽しみいただけますよう、ご来場予定の皆さまは下記のご案内をご一読ください。

◆作品のご購入は、お1人さま1点のみとさせていただきます
◆作品のお渡しは、展示会期終了後(2/27以降)となります
◆展示初日に関しまして、来場者多数の場合、整理券の配布や入場制限をさせていただく場合がございます

初日の13日(水)と最終日の24日(日)は作家さんも在廊されます。ぜひ作品のことなど、伺ってみてくださいね。


 

<カフェメニューのご紹介>

 
期間中、手紙舎 2nd STORYカフェではスペシャルメニューをご用意いたします。展示をご覧いただいたあとは、ぜひカフェメニューもお楽しみくださいね。
 

雪山ベイクドレアチーズケーキ
12:00〜のご提供

シロクマが住むアラスカの雪山をイメージしたチーズケーキ。ベイクドとレアの中間のような、ほろほろ&とろける食感のベイクドレアチーズケーキに、サワークリームの酸味とたっぷり生クリームをあわせました。添えたローズマリーは雪をかぶった森林のよう。雪の上でまどろむシロクマを想像しながら味わっていただきたいデザートです。

 

鮭と里芋&長ネギのグラタン
18:00〜のご提供

クマの大好物といえば、鮭! 鮭の旨味とホクホクの里芋やとろける食感のネギを、クリームとチーズであわせたアツアツのグラタンです。隠し味で使った味噌がチーズとも相性抜群。自家製パン(¥200+税)と一緒に召し上がるのもオススメです。