リノベーションがいよいよがはじまります。

手紙社にてリノベーションしたのちに販売予定のレトロマンションが着工となりました。6月下旬にはオープンハウスを企画してお披露目していきたいと思います。手紙社の全ての店舗を設計されている井田耕市さんのプランが楽しみです。リノベーションのプロセスに興味がある方、その前に見たい!という方は個別にご案内できますのでお声かけください。既存のテイストをバランスよく利用した計画は参考になるはずです。


手紙社が住まいをつくるとしたら、本棚は外せないでしょう。ということで、珈琲の香りに包まれ好きな本に囲まれる素敵な時間をつくりたいと思います。既存の天井や建具などのテイストを大切にしつつ、特徴的なのが、手紙舎つつじケ丘本店のような大きな本棚! 壁一面にズラリと並び、リビングそのものが本棚のようなつくりになっていきます。これは楽しみです!


手紙社の新たな試み。そのはじまりは?

手紙社のはじまりの地、神代団地。ここは京王線つつじヶ丘駅にあります。新宿駅までのアクセスのよさもありつつ、神代植物公園や野川といった自然環境も豊か。この都市と自然の境目のような特徴的な土地で、新たな取り組みをスタートしたいと思える物件がないかと半年あまり探しました。

北島代表と洋子さん、設計士の井田先生といくつかの物件を内覧しながら、今回の物件にたどりつきました。そこは、多摩川から武蔵野台地をつなぐ大きな丘の中腹、河川敷越しに丹沢方面を遠望し、直観的に「ここはGOODだ」と思えるロケーション。5階建ての最上階で目の前には遮るものがありません。オーナー様の亡きお父様が建築士で隣地の建て替え計画が持ち上がった際に組合の中心となって、高層化に反対されたそうです。この景観を次の方へと引き継ぎたいと思います。


1972年に建築された建物は竹中工務店施工で、レトロでありながら洗練されており、良好に管理され、年月を経て愛される建物となっております。南北に大きくとられた開口部からは光と風が入り込み、室内はブルーグレーのトーンで統一された当時のデザイン性の高さを感じます。この感じはぜひ活かしたい!建具や天井など再利用してリノベーションします。爽快さを感じながら、本を片手に珈琲の香りに包まれる。そんなイメージからリノベーションの打合せがはじまっています。





6月2日から開催されます東京蚤の市の不動産相談所でもどんな計画になるかをパネルで紹介していきたいと思いますのでぜひお立ち寄りください。


物件の見学や詳細情報については下記メールアドレスへお問合せください。
fudosan@tegamisha.com
【担当:市川】