2022年夏、手紙社は東京都知事から免許の交付を受け、正式に不動産会社“としても”スタートすることになりました。手紙社が不動産会社に? と不思議に思う方もいるかもしれません。なぜ……?
「手紙社は編集チームである」というのは代表の北島勲がよく口にする言葉ですが、その北島が、人生で初めて作った雑誌が『LiVES』という、建築と不動産に特化した雑誌である、ということはご存知でしょうか。
時は2001年、「読みたい“住まいの雑誌”がない。ないなら自分で作ろう」と、編集者のキャリアのスタートとして北島が立ち上げた雑誌が『LiVES』です。この雑誌はその後、建築・不動産業界ではなかなかの立ち位置を築くことになります(ちょっと遠慮がちに言っています笑)
あれから20年。「相談したい不動産会社がない」と北島は語ります。手紙社が作り出す世界に共感を持ってくれる人たちが、相談できうる、”話の通じる”不動産会社があったら良いのではないか?
手紙社の公式サイトには、こう書いてあります。
自分たちが「ワクワクするかも」と感じたサムシングを、自分たちにしかできないやり方で編集し、よりワクワクしてもらえるようなパッケージにしてお披露目する。それが、私たちのしごとです。
このワクワクとは、ある時はポストカードであり、ある時は陶器であり、またある時は古道具でもあり、プリンアラモードでもあります。それと同様に、「住まい」というコンテンツもまた、私たちをワクワクさせるものです。
手紙社に相談したならば、ワクワクした住まいが手に入るかもしれない! 手紙社の周りにいてくれるみなさんに、そう思ってもらえるような不動産会社に、私たちは、なりたいのです。
◎担当は市川忍。手紙社代表の北島の家づくりをコーディネートした男です
手紙社不動産プロジェクトの担当は、2022年5月に手紙社に加わった市川忍。宅地建物取引士であり、一級建築士の資格も持つ男です。実は市川、前職で手紙社代表の北島の土地探しと家づくりを、担当として最初から最後までサポートした男です。なかなかクセの強い(?)北島の家づくりを、根をあげることなく最後までサポートした、バランスの良いナイスガイです。北島に「一緒に手紙社の新しい歴史を作りませんか?」と声をかけられ、手紙社にジョインすることになりました。非常に誠実で穏やかな、初めての方でも話しやすい男だと思いますので、お気軽にお問い合わせください。
◎エリアは全国。“手紙社がある場所”の周辺地域にも力を入れていきます
ご相談エリアは、いまのところ特に制限を設けず、全国と考えています。遠方で打ち合わせや視察をご希望の場合は、交通費をご負担いただく場合もあること、ご承知おきください。また、東京都調布市や長野県松本市、群馬県前橋市など、手紙社の拠点があるエリアには特に力を入れていきたいと考えています。「手紙社の近くに住む」という提案もしていきたいのです。さらに市川のお膝元であり(鎌倉)、北島の家づくりの舞台(葉山)でもあった湘南エリアにも、地の利もあることから、力を入れていきたいと思っています。
◎いくつかの扉を用意しました
不動産といっても様々なカテゴリーやテイストがありますが、私たちは手紙社”周辺”のみなさまが、きっと興味を持っていただける、いくつかの扉を用意いたしました。その扉とは「レトロマンション」「カントリーライフ」「手紙社団地部」「寮や社宅をリノベ」「地方自治体とのコラボ」というキーワード。まずは漠然とした相談でも結構です。気軽に扉をノックしていただけたらと思います。もちろん、その他の相談も受け付けますので、お気軽にお問い合わせください。
◎手紙社が選んだ面白い物件を定期的にメールマガジンとインスタライブでお知らせ!
今後、手紙社が選んだ面白い物件、個性的な物件、エッジの効いた物件を、メールマガジンに登録いただいた方に定期的にお送りします。また、1週間に一回、手紙社のアカウントで面白い物件を紹介するインスタライブを配信します!
それでは、お好きな扉をノックしてくださいね!
・レトロマンション愛好会
レトロという言葉の響きには、ただ古いというだけでなく、必ずそこに物語があるのだと思います。日本がポジティブな空気に纏われていた時代につくられた物語性のあるマンションをリノベーションして住んでみませんか?
手紙社では今後、手紙社の店舗や事務所があるエリア(調布、松本、前橋)を中心に、レトロマンションの具体的物件を紹介していきます(インスタライブなどで)。また、手紙社周辺に限らず「こんなエリアでレトロマンションを探している!」という希望があればどうぞお寄せください。手紙社がリノベしたレトロマンションを販売する、ということも視野に入れています。
・カントリーライフを夢見る会
2021年夏、手紙社のイベントでもお馴染みの富良野にあるカフェGORYOを訪れました。夕暮れ時、緑にうずもれる馬小屋のようなカフェはとても賑わっていました。
地方に移住することをイメージしたことはありますか? カントリーサイドの暮らしは、過酷な自然と対峙し社会インフラも脆弱、決して易しいものではないでしょう。それでもなお、そばに置いてきたものをかなぐり捨て、移り住むのはなぜか? 移住したい人の思いを受け止めながら、みなさんのご希望に合った物件を探していきたいと思っています。手紙社が選んだローカル&ナイスな物件も紹介していきます。
・手紙社団地部
手紙舎つつじヶ丘本店は、「神代団地」という50年以上の歴史のある団地の一角にあります。レトロで美しいこの場所の雰囲気が好きになり、この地で開業することになりました。それゆえ、団地にはひとかたならぬ愛を持っています。手紙社の近くの団地に住みたい方はいませんか? 手紙社がリノベをした団地に住みたい人は、ぜひご一報ください。
・寮や社宅をリノべし隊
つくりすぎたコンクリートの箱。人影のない寮や社宅は駐車場や建売住宅に姿を変えてきました。しかし、ひとつひとつをよく見るとキッチンやテラス、ランドリーやバルルームといった共有スペースが充実し、最近注目されるミニマムライフ&シェアのライフスタイルと相性がよいものも存在します。
充実した共用部をリノベーションして新たな暮らしにフィットできたら素敵になっちゃうかも?! 例えば、ひとつの建物にお店がたくさん入って、そこに住居もある。週末にはマルシェが開催され地域のお年寄りや子供も安心して遊べる。手紙社にとってチャレンジングな取り組みですがシナジーを発揮できればきっと実現できるはず。一緒に取り組んで頂けるオーナー様、企業様を募集しています(現在、実際に、学生寮をリノベして上述のようなスペースにする案件が進行中!)。
・地方自治体とこらぼ隊
ローカルが熱い! 有休不動産の活用で課題のある自治体のみなさま、ぜひお声かけ下さい。町の魅力を発見し、地域のみなさんと賑わいをつくりたい。いつ訪れても癒しと刺激を感じられる地域に根ざした空間をつくりたい。
わくわくを編集するチーム手紙社だからこそできることがあります。松本文箱や前橋ファクトリーの店舗運営実績や東京蚤の市を代表とするイベント企画も手紙社の得意分野のひとつです。総合的な不動産活用のアドバイスも含めて一緒に地域を盛り上げたいと思います。
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株式会社手紙社
東京都知事(1)第108099号
担当:市川忍