

今年の夏は、ガラスの器やアクセサリー、オブジェなどで目から涼んでみるのはいかがでしょう? キルンワークやフュージング、吹きガラスなど様々な技法で生み出された作品たちに直接触れれば、作り手それぞれが作品に込めたものづくりへの思いが伝わってきそうです。素敵なひと時を演出してくれる、麗しく美しい逸品をご堪能ください。
<参加作家>
石塚悠
千葉を拠点に国内や海外でも精力的に活動している、藤ガラス工房の石塚悠(いしづか・はるか)さん。冷えたガラスを電気炉で加熱して融着させるキルンワーク技法を用い、花やくだものなど身近なモチーフを散りばめて制作されたガラスの器の数々は、眺めているとほっこりした気持ちにさせてくれます。

菊田佳代
宮城県気仙沼市にアトリエを構え、小鳥、植物、貝殻などの身近な自然からイメージを膨らませながら絵皿を制作している菊田佳代(きくた・かよ)さん。イタリア語で「気泡」を意味する「Schiuma:Glass(スキューマ:グラス)」というブランド名で活動しています。器として使ってもインテリアのように飾っても、魅力あふれる作品にご注目ください。
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佐々木翔子
京都市に自宅兼工房を構えるガラス作家の佐々木翔子(ささき・しょうこ)さん。カットした板ガラスを重ね合わせて焼成するフュージング技法を用いて、透き通ったガラスや柔らかい乳白色のガラスの器やアクセサリーを制作しています。ほっとひと息つく幸せなひと時を過ごさせてくれる花の器とともに、お茶やお菓子をお楽しみください。


sun’oco glass 曽田伸子
応用物理を学んだ後2006年から吹きガラスによる制作を始め、現在は東京とカリフォルニアの2拠点で制作している曽田伸子(そだ・のぶこ)さん。ガラスを吹く際に真鍮を散りばめることで生まれる独創的な表情を見せてくれる金属質の気泡に、きっと引き込まれてしまうはず。
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とりもと硝子店
鳥本雄介(とりもと・ゆうすけ)さん、由弥(ゆや)さんによって2015年に立ち上げられたとりもと硝子店。京都府京丹波町細谷にて8年構えていた窯を閉じ、2023年6月に丹波町塩谷へと場所を変え自らの手で一から新しい工房を開設しました。自然に囲まれた環境で制作に打ち込む様子を映し出しているがごとく、爽やかで豊かな表情見せてくれるガラス作品が並びます。


星野明宏
茨城県大子町で生まれ育ったガラス作家の星野明宏(ほしの・あきひろ)さん。「ものづくりのルーツは育った環境にある」といい、水の流れや木目など豊かな自然をモチーフにしたガラス作品が魅力です。樹木や木の実、葉っぱなどをモチーフに、透明なガラスの反射・屈折などの素材の魅力を合わせて制作した器やオブジェは、日常に木漏れ日のようなきらめきを届けてくれるのです。


山口未来
東京都港区にある小さなガラス工房「atelier ALI-BAB」(アトリエ アリ・バブ)にて制作する山口未来(やまぐち・みき)さん。耐熱ガラスで作った生地に江戸切子の文様をいれた「Toujours」シリーズを用意してくれました。Toujours(トゥージュール)はフランス語で「いつも」の意味。“季節を問わずいつも使えるように”と山口さんの思いが込められています。

*同一作家の商品はおひとりさま5点まででお願いいたします。
*転売目的、著しくマナーを欠く方への販売はお断りいたします。
【手紙社のガラスフェア at 手紙舎 2nd STORY】
会期 2023年8月9日(水)~9月3日(日)
店休日 毎週月・火曜日
時間 12:00-18:00(17:30 L.O.)
場所 手紙舎 2nd STORY(東京都調布市菊野台1-17-5 2F)
tel. 042-426-4383