建物2棟のうちひとつは元スナック。お母様が5年前まで、25年間経営されていたそうです。ステージや艶感のあるソファが並び、天井の高いホールがもつ特有の社交場的な空気を醸し出しています。真っ赤なステージ脇にはカラオケの仮装衣装もチラリ、キラキラとした1980年代の日本の成長を象徴するような空間。当時この場所に通われていた方は、富士重工業(現スバル)やサンデン(機器メーカー)といった地元工場の重役の皆さま。週末の夜には40人ほどがひと仕事のあとの憩いと場としてゆったりされていたとのこと。「あれが食べたい、これが食べたい」に応えてつくる、ちょっとした小料理やお惣菜の評判がよかったそうです。
シンプルで機能的な平屋もあります
一体としても別でもOK。
もうひとつの建物である平屋は、簡素で開口部が大きく使い勝手がよさそうです。事務所兼倉庫として利用されており、裏手に農作業用の重機置き場があります。地方でよく見かける農作業小屋に事務所機能がついている感じです。日当たりや風通しは抜群でゴクラクチョウカを株分けさせるサンルームとして使われています。簡単なキッチンとトイレはありますが、浴室洗面所はありません。居住用ではないので、住むとなると改修が必要になります。奥に6畳程度の個室があるので、そこだけを寝室として改修して、入浴は外の温泉や銭湯でゆったりする別荘的な使い方もありだと思います。
あんなこと、こんなこと。
やりたい気持ちを受け止めます。
元スナック5万円、倉庫3万円、畑と駐車場は無料です。
家賃設定はあってないようなもので、あくまで目安です。界隈で40㎡程度の戸建て平屋が3万円で賃貸さているので、規模感や用途などから目安としてだしております。ここは気軽に相談してください、と北島代表のメッセージ。大きさは元スナックが100㎡前後、倉庫が60㎡前後、畑は500坪程度です。駐車場はスナックの前に5台、畑の隣は砂利敷きですが、さらに5台はゆったり駐車できます。既存である厨房設備や、イス、テーブルにカラオケステージもついてます。
形は異なれど、周りにいる方々をワクワクさせて集う場所をつくりたいという気持ちは現在の手紙社のルーツにもつながるものです。そんな大人の社交場が日常的にある環境が今の代表北島のルーツをつくったのではと、想像すると感慨深い場所、物語がありますね。現地を訪れて、広大な土地やスナックの雰囲気、平屋の倉庫もよいのですが、物件そのものというより、手紙社の母とも言えるべきこの環境や醸成された時間の蓄積が、価値なのなのだと感じました。
手紙社との協業やコラボの可能性も!?
内容によって手紙社との協業やコラボの可能性も十分可能性があります。例えば、伊勢崎のローカルなお惣菜を少しお洒落にパッケージして瓶詰め、前橋店舗やイベントで販売などはどうでしょう、ワクワクしませんか? お惣菜の指導者(北島代表のお母様)が隣に住んでいるので安心感があります。料理は専門外という方も大丈夫! そのほかあんなことこんなことアイデアください。何かはじめたい方、お待ちしています。
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