おばあちゃんをなくした、ひとりぐらしのおじいちゃんのことが心配でたまらないサラ。
ある日サラは、おじいちゃんの家に泊まりにいくことに。
すみれをつんでいると、ふしぎなことが起こり……。


児童文学家であり翻訳家の石井睦美さんのストーリーに、手紙社でもお馴染みのイラストレーター・Krimgen(クリムゲン)さんが絵を描いた絵本『すみれのさとうづけ』が5月28日に世界文化社より発売となります。




こちら絵本は“ガレット・デ・ロア”を題材にした絵本『王さまのお菓子』(文/石井睦美 絵/くらはしれい)に続く、世界のお菓子シリーズ第2弾。今回は、オーストリア・ウィーンの皇妃エリザベートが愛したという伝統菓子“すみれの砂糖づけ”が題材となっています。

小さなサラの想いと行動を通じて、悲しみや不安が、紫色のすみれのさとうづけの甘さと共に、時間と共にゆっくりと溶けていくような、心温まる物語。イラストを担当したKrimgenさんは、すみれのさとうづけが有名なオーストラリアにて8年間暮らした経験をお持ちなのだとか。今回このお話の絵を手がけるにあたり、再びオーストリアに渡り、すみれの砂糖漬けをたくさん買って来て作画に臨まれたそうです。そのためか、ページをを開けばウィーンの穏やかな風景にすみれの香りが、優しさと共に漂ってきそうな、まるでウィーンに古くから伝わる絵本のようなクラシカルで情緒あふれる一冊が誕生しました。

絵本の最後には作り方も掲載されているので、この思い出を大切に閉じ込めるように、皆さんもすみれの砂糖づけを作ってみてはいかがでしょうか。


そしてこの5月に立川・グリーンスプリングスに移転したばかりの手紙社の書店・TEGAMISHA BOOKSTOREでは、Krimgenさんがこの絵本のために描き下ろした原画作品をご覧いただける絵本原画展を、発売日当日となる5月28日より開催いたします。天井高3.5mの広い空間の中、どこからかすみれの精が飛んできそうな淡い紫色の世界に包まれながら、サラと一緒に物語を楽しんでみてくださいね。

そのほか展示スペースでは、出版を記念して制作された新作アイテムや、スタンプやマスキングテープなどKrimgenさんの人気の紙雑貨、さらには貴重なサイン本も若干数ご用意いただく予定ですのでお楽しみに。



2026年5月28日発売
『すみれのさとうづけ
(文:石井睦美 絵:Krimgen  / 世界文化社)

– Krimgen  PROFILE –

絵描き・デザイナー。理学博士。2010年より活動。アメリカやオーストリアで11年間生活後、帰国。自身の体験をもとに、子どもや動植物を描き、世界の美しさや人間性について表現している。個展の開催や書籍の挿し絵制作、企業とのコラボレーション、オリジナル雑貨の制作・販売、世界各地のイベントへの出展など、仕事は多岐にわたる。『すみれのさとうづけが出版社刊行による初の絵本となる。
Instagram)https://www.instagram.com/krimgen_illustrations/
Official Site)https://krimgen.com/index.html

– 石井睦美  PROFILE –
作家、翻訳家。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を受賞 。『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞、『わたしちゃん』(小峰書店)でひろすけ童話賞を受賞。読み物に「すみれちゃん」シリーズ(偕成社)、絵本に「おようふく」シリーズ(ブロンズ新社)、『100年たったら』(アリス館)、『王さまのお菓子』『プリンセス・スノウと はるの おくりもの』(世界文化社)など多数。


【 『すみれのさとうづけ』Krimgen 絵本原画展
会場:TEGAMISHA BOOKSTORE
期間:2026年5月28日(木)〜6月17日(水)
住所:東京都立川市緑町3-1 グリーンスプリングス1階 E2-109
営業時間:11:00〜19:00
定休日:なし
アクセス:JR「立川駅」より徒歩8分
電話: 042-506-1507