映写機の原型は「幻灯機(げんとうき)」という、灯油ランプを光源にしたものだそうです。夢と現実、過去と現在。狭間を彷徨ってる感じがなんとも的を得たネーミング。映画であれ追憶であれ、幻をみていると思うと嫌な後味もなくて良いなと思います。光の中に浮かんでいる塵が気に入っています。
《Memories シリーズについて》
「言葉で見る、あるいは作家として見るとはどういうことだろう?
それは記憶の目で見るということだ。
まず目の前にあるものを見て、それから、もうそこにはないものを見るということだ」
アメリカの小説家、レアード・ハント氏の一節にインスパイアされて描いた3つのハンコ。「フィルム」「くまちゃん」「記憶のカーテン」これらをMemoriesと冠して発売しました。
【サイズ】
50 × 36 × 30 mm
【仕様】
ハンコの材質:赤ゴム(印面)、スーパーウッド(リサイクル木材)